ホーム > 『不動産フォーラム21』 今月の表紙(2013年11月号)
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『不動産フォーラム21』 今月の表紙

(公財)不動産流通推進センター(旧 不動産流通近代化センター)編集・発行(発売:(株)大成出版社)の月刊誌『不動産フォーラム21』では、2009年1月号より、表紙及び表紙裏において、特徴のある都市開発プロジェクトを取り上げています。ここでは、その内容を転載するとともに、写真の別カットなども加えてご紹介します。

2013年1月号 2013年2月号 2013年3月号 2013年4月号
2013年5月号 2013年6月号 2013年7月号 2013年8月号
2013年9月号 2013年10月号 2013年11月号 2013年12月号
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  ((公財)不動産流通推進センターのウェブサイトへ)

2013年11月号 シティタワー神戸三宮

『不動産フォーラム21』2013年11月号表紙

神戸の人々は、地元に対する愛がひときわ強いという。それは、西洋文化が織り交ざった瀟洒な街の雰囲気に対する愛であったり、六甲山と海に囲まれた自然豊かな土地に対する愛であったりする。
1995年1月17日早朝に起きた阪神・淡路大震災は、そうした神戸の人々を絶望の淵に追い込んだ。死者6千人超、被害総額約10兆円のこの地震は、建物の耐震に対する考え方を根本的に見直す契機にもなった。
現在は、18年の時を経て、90%以上の震災復興事業が完了し、安全で安心して暮らせる新しいまちとして甦った。それも、行政と住民の方々の地元に対する愛の強さが、大きく影響していることは想像に難くない。そして、神戸らしい文化を大切にした更なるまちづくりが現在も各地で展開されている。
ここ、JR三宮駅の東約300mに位置するシティタワー神戸三宮も、そうしたまちづくり事業の一環で計画された高層都市型マンションである。ここでも「安心・安全」をモットーに充実の耐震、防災設計が施されている。兵庫県一の高さである地上約190mのタワーは、免震構造※)を採用するとともに、大容量の非常用発電機燃料の確保、さらには被災時対応の広大な空地が設けられている。
また、六甲山の名所である「布引の滝」をイメージしたという外装は、緑の山並み、空、海と調和し、力強くも非常に繊細な印象だ。
神戸の人々に愛されるべくハイセンスなデザインに仕上げられたタワーは、新たなランドマークとして震災を乗り越え更なる繁栄を目指す神戸の“今”を象徴している。

シティタワー神戸三宮

Map

Block Plan

物件名称 : シティタワー神戸三宮
所   在 : 兵庫県神戸市中央区旭通4-343
用   途 : 住宅、店舗、ホテル、駐車場
竣   工 : 平成25年3月
敷地面積 : 約8,367.81㎡
延床面積 : 約92,937.68㎡
高    さ : 約190m
階    数 : 地上54階、地下1階
事 業 主 : 旭通4丁目地区市街地再開発組合
設   計 : 環境再開発研究所・東急設計コンサルタント
         織本構造設計共同企業体

写真・図版・文 大場雅仁
㈱東急設計コンサルタント  執行役員 事業企画室長
(技術士・土地区画整理士・再開発プランナー)

※)免震構造 : 2009年7月号の本欄参照。

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