ホーム > 『不動産フォーラム21』 今月の表紙(2013年7月号)
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『不動産フォーラム21』 今月の表紙

(公財)不動産流通推進センター(旧 不動産流通近代化センター)編集・発行(発売:(株)大成出版社)の月刊誌『不動産フォーラム21』では、2009年1月号より、表紙及び表紙裏において、特徴のある都市開発プロジェクトを取り上げています。ここでは、その内容を転載するとともに、写真の別カットなども加えてご紹介します。

2013年1月号 2013年2月号 2013年3月号 2013年4月号
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  ((公財)不動産流通推進センターのウェブサイトへ)

2013年7月号 仙台トラストシティ

『不動産フォーラム21』2013年7月号表紙

仙台の街を歩くと、たいへん活気のあることに気が付く。最近は、どの地方都市に行っても、目に付くのはお年寄りばかりだが、この街ではそれがない。高齢化率※)18.8%は、全国平均23.1%を大きく下回る(ともに平成23年10月1日現在)。とにかく若者──特に学生が多いと感じる。
それは、杜の都が古くからの文教都市でもあるためだ。とりわけ、この「仙台トラストシティ」のある一帯は、東北大学の門前にあたり、敷地は東北学院が百年にわたり学舎として歴史を積み重ねて来た、まさに東北の一大アカデミックゾーンであることから、そうした印象が強い。
仙台トラストシティは、この知性と文化を守り育んできた地に、それらを継承しつつ、仙台が21世紀の国際都市として飛躍するのに必要な新たな機能を付加して誕生した。業務、商業、ホテルの複合棟である「仙台トラストタワー」と住宅棟である「ザ・レジデンス一番町」からなる。
時代のニーズに応えたスペックを持つ業務空間、オフィスワーカーや地域住民の暮らしを支える商業空間、継承する学都としての文化交流機能をサポートする宿泊空間、そしてさまざまな居住スタイルに対応すべく分譲、賃貸を混在させた住空間──こうした多様な用途が集積することで、今後の国際社会で必要とされる新たな価値創造が期待されている。それらの多くを担うのは、街をゆく若者達である。

仙台トラストタワー

Map

Block Plan

物件名称 : 仙台トラストタワー、ザ・レジデンス一番町
所  在 : 宮城県仙台市青葉区一番町1-9-1、2
用  途 : オフィス、ホテル、店舗(仙台トラストタワー)
        共同住宅(ザ・レジデンス一番町)
竣  工 : 平成22年4月(仙台トラストタワー)
        平成22年6月(ザ・レジデンス一番町)
敷地面積 : 約16,650㎡(全体)
延床面積 : 約155,000㎡(全体)
高  さ : 約180m(仙台トラストタワー)
        約100m(ザ・レジデンス一番町)
階  数 : 地下2階、地上37階、塔屋3階(仙台トラストタワー)
        地下1階、地上29階(ザ・レジデンス一番町)
建 築 主: 森トラスト
設  計 : 松田平田設計、大成建設一級建築士事務所、森村設計
        (仙台トラストタワー)
        戸田建設一級建築士事務所(ザ・レジデンス一番町)

写真・図版・文 大場雅仁
㈱東急設計コンサルタント  執行役員 事業企画室長
(技術士・土地区画整理士・再開発プランナー)

※)高齢化率 : 総人口、または地域の人口に、65歳以上の高齢者人口が占める割合。日本の高齢化率は1935年の4.7%が過去最低で、その後、出生率の低下や死亡率の低下、少子化等の要因が複合的に関わり連続的に上昇し、2010年には23.1%を記録した。また、75歳以上の後期高齢者の割合が2020年頃に世界一になると予想されている。

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