ホーム > 『不動産フォーラム21』 今月の表紙(2010年10月号)
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『不動産フォーラム21』 今月の表紙

(公財)不動産流通推進センター(旧 不動産流通近代化センター)編集・発行(発売:(株)大成出版社)の月刊誌『不動産フォーラム21』では、2009年1月号より、表紙及び表紙裏において、特徴のある都市開発プロジェクトを取り上げています。ここでは、その内容を転載するとともに、写真の別カットなども加えてご紹介します。

2010年1月号 2010年2月号 2010年3月号 2010年4月号
2010年5月号 2010年6月号 2010年7月号 2010年8月号
2010年9月号 2010年10月号 2010年11月号 2010年12月号
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 『不動産フォーラム21』最新号の内容は…
  ((公財)不動産流通推進センターのウェブサイトへ)

2010年10月号 パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー

『不動産フォーラム21』2010年10月号表紙

現在、川崎市では鉄道7路線が集中する武蔵小杉駅周辺を、川崎駅周辺や新百合ケ丘駅周辺とともに市の広域拠点として位置づけている。
平成15年2月には当該地区約88haが、国土交通省により都市再生総合整備事業※)の特定地区に指定され、各種の都市機能の集積を促進する都市基盤施設等の先行的かつ集中的な整備が進捗している。
そうした地区にあってパークシティ武蔵小杉は、東急東横線の駅前に立地し、この地区のコアを担うべく、住宅のみならず、スポーツクラブ、商業施設、認可保育園等といった利便性豊かで多彩な都市空間を創出した。さらには、メディカルモールや図書館等も計画されているという。
ミッドスカイタワーは、先に竣工したステーションフォレストタワーとともにパークシティ武蔵小杉を構成する超高層マンションである。当駅周辺の最高峰となる高さばかりに目を奪われがちであるが、足元のランドスケープも充実しており、従前の企業グラウンドにあって市民に親しまれていた桜等、約18種の花木も保全されている。
また、1階部分の柱60本のうち8本に、超高強度コンクリート(150N/m㎡以上)が採用されていることでも知られている。大変高価な材料であることから、超高層ビルでこれを使っている例は、国内では2008年12月現在においてたった4物件しかない。

パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー

map

bloc plan

物件名称 : パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー
用  途 : 共同住宅、店舗等
所  在 : 川崎市中原区新丸子東三丁目
竣  工 : 平成21年4月
敷地面積 : 9,312.90㎡
延床面積 : 103,359.03㎡
階  数 : 地下3階、地上59階、塔屋2階
高  さ : 203.5m
建築主 : 三井不動産レジデンシャル、三井都市開発、新日石不動産
設計・監理 : 竹中工務店

写真・図版・文 大場雅仁
㈱東急設計コンサルタント 土木設計本部開発企画部長
(技術士・土地区画整理士・再開発プランナー)

※)都市再生総合整備事業 : 国土交通省の都市再生推進事業制度のひとつで、都市構造の再編により都市の再生・再構築を戦略的に進めるために行われる事業。いくつかの類型があるが、今回の事例は「都市再生総合整備事業(総合整備型)」。国土交通大臣が指定する地域(都市・居住環境整備重点地域)のうち、都市再生をうながす整備の引き金となる地区(特定地区)において、各種都市機能の集積を促進する先行的都市基盤施設等の集中的な整備を実施し総合的に支援する。
なお、都市再生推進事業制度には、ほかに都市再生区画整理事業、都市再生交通拠点整備事業、先導的都市整備事業、都市防災総合推進事業、都市再生ファンド支援事業がある。

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